09.23
Wednesday
2020

暫く前からさいとう先生が主催するパレット団に参加しています。パレット団については、さいとう先生のPIXIV FANBOXでご確認ください。個人的には、もう少し手書きでの作品制作のスキルを伸ばせたらと思って参加してみることにしました。団員だけが参加できるサーバー内で、いろいろな企画が開催されているのですが、今回はそこに投稿した作品を紹介させて頂きます。

 

〇月末企画:パレットボックス

投稿したのが8月28日なので、もう一か月以上前ですね。8月のお題は「構図を決めてポーズで魅せろ」でした。アクションポーズ集「侍・忍者」を見ていて、柳生十兵衛の章で見つけたポーズを採用しました。足と頭を結ぶと三角構図なのですが、刀をふくめると逆三角の構図になるのが面白いと思ったことが理由です。

結局採用はしなかったのですが、背景を細かく書き込んだバージョンも制作してみました。アイレベルがあっていないのが不採用の理由です。ちなみに、背景は一から手書きした訳ではなく、画像処理を応用しました。具体的には、写真から色を抜く→2諧調化して、数値をずらしていった画像を数枚用意する→この画像を基に色の塗り重ねるといった方法で制作しています。

 

以前、Poserで墨絵風イラストを制作したのですが、今回はもっと墨絵らしくPoserでレンダリングした画像を下絵にして実際にCLIP STUDIOで墨入れしています。 裏事情として、色塗りの方向性が決まっていなかったことも理由だったりします。使用するブラシについては、CLIP STUDIOの墨絵のTIPSを参考にしました。

 

〇侍の心ー剣術イラスト

団員で剣術の経験がある方が提供してくれた写真のポーズを参考にイラストを制作するという企画でした。こちらも上記の作品と同様、ライティングとマテリアルを検討してからPoserでスケッチや線画を書き出し、墨を入れて作品として仕上げました。

 

モデルはM3、hisayanさんが配布しておられた鎧を使用させて頂きました。制作のきっかけは、霞の構えに関して考察がされているサイトが見つかり、この構えは「刃が見えなくなる」と記載されていたことが理由です。ただ、脳内ではなぜかウィザードリィにでてくる侍を想像し、迷宮の暗がりからこんな風に突撃されたら、熟練の冒険者でもただでは済まなかったのではないかなどと想像して楽しんでいました。イラストとは直接関係ないのですが、こちらのサイトに刀の描き方や構えの説明が記載されています。

 

〇あとがき

特に剣術イラストでは、何を描くかで散々迷いました。最初は「Cocoon 修羅の目覚め」を題材にすることを考えていました。本の表紙にあるように、花魁が刀をもっているイラストに興味がひかれたました。書籍を読み終えることができなったので断念したのですが、いつか制作できたらなと考えています。

 

JUGEMテーマ:アート・デザイン


06.21
Sunday
2020

時間が空いてしまったのですが、今回は第14回和風展投稿作品のことを記載したいと思います。複数の写真をキャンバスに貼り込み組み合わせて一枚の作品を作成するフォトバッシュという手法で作成しました。ベースは、数年前京都の哲学の道で桜の咲いている時期に撮影した写真です。 使った写真はいずれも前回紹介したイラスト調変換したものです。和風展に投稿した作品は夕方を想定して全体的に紫がかった色調としたのですが、違和感があったので、pixivに投稿する際に自然な色調に変更しました。

 

亡くなった人に書いた手紙を投函できる緑のポストを題材に、下記の音楽からイメージを膨らませて制作しました。タイトルはいきものがかりのSAKURAの一節から頂きました(下記をクリックすると、Youtubeに接続し音楽が流れます)。

届きますように/KOKIO 桜流し/宇多田ヒカル SAKURA/いきものがかり

 

「桜 舞い散る」

 

〇フォトバッシュについて

フォトバッシュについては、フォトバッシュ入門という書籍が販売されています。フォトバッシュで基本的なことに分類されるアイレベルを合わせるということも記載されていないのですが、作品制作に写真を取り入れる手法を理解するのに役立つかと思います。

https://www.amazon.co.jp/dp/B01N23AX8E/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1

 

私が作品の一部に写真を使用する手法があることを知ったのは、かなり前(10年程度?)のことで「デジタルペインティングテクニック」の記事を見たことがきっかけでした。その頃はまだフォトバッシュという名称ではなかったのですが、写真を使って作品を仕上げていく手法が幾つか紹介されていました。書籍に掲載されていた作品の一例が下記で建物部分は博物館の写真が使用されています。

http://ja.desktopwallpaperhd.net/view/wallpaper-scenery-art-marco-bauriedel-alice-visual-fantasy-mi-linda-18300.html

 

当時は私自身があまり写真を所持しておらずフリーで使える写真もあまりなかったので見るだけで終わってしいました。その後、写真が趣味となって使える素材が増えたことや写真のイラスト調変換で作品の一部として使用できる環境が整ったので今回試してみることにしました。コロナ禍で近所を散歩することが増えたのですが、頭で考えるより自然は変化に富んでいるということに気が付いたことも写真を用いるきっかけの一つだったりします。

 

〇制作イメージ

最近はイラスト関連のYoutubeをみることが増えました。この中で最近のお気に入りはさいとうなおきさんのコンテンツです。この作品も「作業工程を●●すれば絵は確実に完成する」を参考にしました。ただ写真を使うことを前提としていたので、流れが異なっている部分は多いです。改めて制作過程を確認すると随分と迷走しており、参考作品をもっとよく調べてイメージを固めていくべきだったのが反省点ですね。さいとうさんのコンテンツを見ると、制作作業よりも下準備により多くの時間をかけていることがよくわかります。

 

・テーマを決める:胸をしめつけるような切ないイラスト

・何を描くかを決める:桜が舞い散っている中で届かない手紙を亡くなった人に出そうとしているシーン

紙飛行機、郵便局(小さな郵便局) ポスト 夕方
緑のポストは亡くなった人にだす手紙を投函できるとのこと

 

〇大ラフ

大ラフ(案1-4)

 

とりあえず案2と案4がいいかと思ったのですが、クリーンアップした後、全体の色調を決めてから、最終決定しようと思っていました。案2は描いていないのですが、紙飛行機を見ているイメージです。

 

〇カラーラフ

案4はポストに手をあわせると背中を見せることになるのでNG、案2は水面を見る形に修正されています。クリーンアップ作業が思っていたより大変だったこともあり、カラーラフを見ると当初の方向性を見失っていることがわかりますね。大ラフの段階で大まかでもよいので紙飛行機を書き込んで検討しておくべきだったのかもしれません。クリーンナップ作業は最近はソフトの性能も向上しているので、それをもっと利用することも考えてもよいのかもしれません。

 

 

〇完成に向けて

人物を配置する場所は最後まで迷いました。カラーラフのポーズが不安定だということと、奥に向かって道が伸びているのに手前に人とポストを配置すると視線がここで止まってしまうことを考慮して、人物は橋の上に配置し、視線を奥のほうまで誘導してもらう役割を担ってもらうことにしました。この位置を選択したのは、クリーンアップの作業中に橋の上の人が目立つことに気が付いたことがきっかけです。ただ、明度や色相対比でもっと目立つようにしてもよかったのかもしれません。これ以外にも、水面に映った桜が目立つように水面と陸の比率も変更しました。桜が目立つようにライティング、色彩などを調整して仕上げました。

 

〇最後に

作品制作では、違和感を大切にしました。写真のつなぎ合わせやクリーンナップの修正に問題がないかは、まず違和感を感じることが大切だと思ったからです。ただ、全体の色調には配慮できなかったので、その点は今後の改善点だと考えています。今までとは異なる手法で制作した作品なのですが、久しぶりに自分らしい作品だなと思える作品に仕上がったように思います。

 

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05.15
Wednesday
2019

今年も和風展に無事投稿できました。クレジットが抜けていることに気がついて、さっき修正してきたところです。製作過程を細かく記載していると時期を逸してしまうので、今回はあっさりと記載したいと思います。

 

ポーズの元ネタ:Pinterest

元ネタから美しい男性や少年を誘惑して木の中に引きずり込むという木の精霊ドライアドを連想したのが、製作のきっかけでした。今回は和風展に併せて桜の樹の精霊という設定としました。

 

製作過程

|棒のポージング

脱力……のはずなんだけど、肩に力が入っているように感じられて違和感がある

→後にIKをONからOFFしたところ、腕があさっての方向に。変なテンションがかかっていることに気がついてて修正。

∪採遏塀性)のポージング

人間ってこんなポーズができるんだと感心しつつ元ネタを参考にポーズをつける

→もしかして脚を組んでいる??(この段階で初めて気がついて半泣き状態)

→IKをON&OFFしながらポーズをつける。裸の男性の股間の近くを脚が這い回るので妖しい気分いっぱい

ぐ畫

ポーズからしてコンフォームもDCも無理だろうなと思っていたけどやはり駄目でした。M4用のリアルジーンズが使えたのは救いだったかも

Xfrog JAPANのソメイヨシノを試しに配置してみる

→桜の花が大きすぎる&幹が細すぎる(M4が空気椅子状態!)

→ネットで見かけた樹木素材.comの写真素材を使用することに

Xfrog JAPANを使用した製作途中の作品(V4の髪飾りとして一部を残すことにしました)

Σ萍鵡柔

人物に視線がいくように、画面の一部を断ち切ることに

→画像の位置あわせで拡大したため、この後の修正が大変になる(半泣き状態)

О畫

精霊は元ネタ、男性はネットで探してきた柔道着を参考に無心で描きました。

投稿

投稿してみたがノイズが気になるのでPNGからJPEGに変更し、大きな画像と差し替え。