12.25
Tuesday
2007

連休後半から旅行に出かけていました。昨日、帰宅したのですが、Renderosity投稿用の作品の仕上げをしていたこともあって、更新が遅くなりました。この作品は最初クリスマスイルミネーションを題材に選択し、製作を始めたのですが、最終的にこのような作品となりました。どうにかクリスマス最終日に公開することが出来ました。


(「Merry Christmas for you」)

机の上に配したクリスマスツリーをシーンの主題にしようとしたのですが、大きくすると光る部分が幹の中央部分に集まってしまい、質感を調整していたのですが、上手くいきませんでした。イメージが固まっていない内に製作を始めてしまったこともあって、ボツとなったシーンがいくつも出来てしまいました。

窓の外に見えるイルミネーションと机の上のクリスマスツリーは発光体の質感を用いています。ルームライトは電球部分に点光源を仕込み、蝋燭の炎はエリア光源を採用し、光源と発光体の質感を組み合わせて製作しています。先週、発光体の質感のことを紹介したのですが、実際の光源がないと発光体の質感だけでは上手く光りません。発光体の質感をライトとして使用する場合には、明るさの調整はそれなりの工夫が必要です。Forum3Dのお題でレンダ■クリスマスにも投稿用の作品を考えていたのですが、こちらに手間取って結局製作できませんでした。

その代わりと言ってはなんですが、Forum3Dで開催されている「時代劇祭」に新たに製作したCGを投稿してきました。炎のシーンを一度製作してみたいと思っていたこともあって、「八百屋お七」を題材に選びました。雪の降る中、夜空を赤く染める火事場で火の見櫓に駆け上がったという記述があったので、以下のような作品となりました。


(「八百屋お七」)

フィギュアは一度顔を弄った後、ほったらかしにしていたMiki2を使用しました。着物はDCを用いてフィッティングさせています。炎のシーンを製作するため、Vueにフィギュアを持ち込んだのですが、Poserファイルのままでは、なぜかMiki2を上手く取り込むことができませんでした。このため、Objファイルとして一度書き出してからVueに取り込むという方法を用いました。製作に際してインターネットでいろいろと調べたこともあって、イメージがはっきりしていたので、こちらは数日で完成させることが出来ました。

冒頭で旅行に出かけていたと書いたのですが、旅に出かけると、製作してみたいなと思うシーンに出会います。一つは昼食に立ち寄ったサービスエリアででした。冬なのに暖かかったこともあって、外で白色と灰色の子猫が元気に走り回りながらじゃれていました。とても可愛くて、この猫を構っている観光客を何人もみかけました。

もう一つは「銀河鉄道の夜」です。こちらはプラネタリウムで上映されているデジタルアート作品です。機関車などモデリングが出来ないと難しいと思うのですが、Vueで製作したら綺麗なシーンができるかもしれないなと思いながら見ていました。

恐らく、これが今年最後の作品紹介になるだろうと思います。師走の忙しい時期なのですが、そんなこんなで年賀状がまだ製作できていません。早くせねば……


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  • マッシュアップサーチラボ@2007/12/27 7:53 PM