01.06
Wednesday
2010

今回は「狼戦士と三匹のオーク」の背景として使用した風景の製作を簡単に紹介したいと思います。今回もVue Tutorial-Geekatplay「Riverside」(No.128~130)を参考にしました。Tutorialを参考に製作した風景が以下の画像です。フィギュアの配置に伴ってカメラの位置やアングルは変更しています。Tutorialでは植生を配置する方法が紹介されていたのですが、今回は地形編集とマテリアル設定で多くの石が転がる川辺を製作してみることにしました。


「秋の川辺」(クリックすると大きな画像が表示されます)

(1)地形の製作
川岸はTutorialを参考に、地形エディタのブラシモード「高度」を使用し、高さの指定をしながら製作しました。詳細はTutorialを参考にして下さい。ただ、ブラシは標準で付属しているものではなく、今回はAsileFXのブラシを使用しました。AsileFXのサイトにはこれらのブラシを用いて、巧みに地形を製作しているビデオが掲載されていたので、思わず購入したVue専用のブラシです。数多くのブラシが付属しているのですが、どのような地形を製作するのに向いているのかがよく判らないこともあって、使い勝手はあまりよくないなというのが実感です。今回はBrush00002で高度を指定し地形を製作し、Brush00008で拡散侵食の効果を適用して、下に示すような川岸の地形を製作しました。


AsileFXのブラシ(一部)



(2)マテリアル設定
川岸の質感は大小の岩が描かれた写真ベースのマテリアルを使用しました。Digitalwoodのフリーのマテリアルなのですが、同梱されていたリンク先にはつながらないので、現在ではサイトを閉じられたようです。


マテリアル設定をしたテストレンダ画像

川底の部分に水がはっているように見えると思うのですが、これは岩の質感の上に、ニスのマテリアルレイヤーを重ねています。もともとは川岸が水に濡れている感じを表現したかったので、このようなマテリアル設定をしたのですが、水面をこの上に重ねると空の色が水面に反映されやすくなって、結構綺麗な色になるなという印象を持ちました。ちなみに、マテリアルの構成を示したウィンドウにペンのようなマークが見えるかと思うのですが、これをクリックすると指定したマテリアルにのみ任意の色を付加することができます。この機能もVue7から追加された機能なのですが、この機能のお陰で合成質感において、どの部分にマテリアルが適用されているかが確認しやすくなりました。水をはった後でこの機能を用いて、水面近くまでが質感1となるように調整を行いました。


「川岸のマテリアル設定」


「質感2を着色」赤い四角を再度クリックすると元の質感に戻ります。


「上記マテリアルのレンダリング画面(質感2が適用されている箇所がすぐ判る)」

川岸はもっとごつごつした感じにしたかったこともあって、欠けた石1の質感のバンプをこのマテリアルに適用し、深さ2としました。「狼戦士と三匹のオーク」ではカメラ付近などは同じマテリアルを適用した石を配置したのですが、この作品ではマテリアル設定のみで岩のごつごつ感を表現しています。

背景の森はEcosystem(動的配置)を使用しました。これもVue7から搭載されたもので、カメラから実際に「見える」領域にのみ自動的にEcoSystem要素を配置する機能です。理由はよく判らないのですが、通常通りにEcoSystem要素を配置した場合、傾斜がきつい地形などでは要素が思い通りに配置されないことがあったのですが、動的配置ではこのようなことはないようです。ただ、プレビュー画面にEcosystem要素が表示されないことと、メモリーを使いすぎたときの警告がでないことがネックかもしれません。


「背景の森の質感」

最後に背景と川岸の間に植生として、Incredibly Lush High Grasses、Autumn White Birch(Vue7に付属)、Incredibly Lush Western Mountain Treesを配置しました。最初からリアルな風景だったこともあって、大気設置は元の設定を生かすことにしました。元々はデフォルトだったのですが、Tutorialを参考に一部の設定を変更したものを使用しています。

今回のつぶやき
正月気分が抜けきらないのですが、日常生活が戻ってきました。けれど、明日から数日出張で不在の予定です。この時期は雪などの影響で列車が遅れないかなというのが心配です。では、夜も更けてきましたので、この辺りで……。


Comments

明けましておめでとうございます(^^
Infグレードの高度ブラシモードと言うのをはじめて見ました。
使いこなせれば便利なようですが緻密な作業も必要なようですね。
ブラシまで売っているとは知りませんでした。
やっぱり私にはCompleteクラスでちょうど良かったかも(^^;

雪心配ですね、無事まにあわれていたら良いのですが。

  • sannzi@2010/01/06 9:41 PM

こんばんは、sannziさん。
completeにはブラシモードの高度がないのですね。貴重な情報ありがとうございます。Vue8へのバージョンアップをどうするか考えていたので参考になります。

列車は着雪の影響で多少遅れました。在来線から新幹線に乗り継いだのですが、時間がぎりぎりで結構あせりました。けれど、なんとか予定していた新幹線に乗ることができました。あさってには、また家に戻るので雪でダイヤに影響がないよう祈るばかりです。コメント有難う御座いました。

  • 銀狐(Ras)@2010/01/06 10:14 PM









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