製作日誌:朝もやの桜楼閣(その1)

2012.04.01 Sunday 15:57
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    F3Dお題でレンダ「春眠暁をおぼえず」に併せて作品を製作しました。睡眠や春の暖かさをテーマにということだったので、多少ひねりを加えて街が眠りから覚める頃の風景を題材に選びました。街のモデルはStonemasoneさんの「The Streets of Asia」を使用したのですが、船で乗りつける娼館のようだと感じました。娼館といのはお客に夢をみせる場所であり、朝が来ると客は現実に帰っていくのですが、どこかしら夢さめやらぬ感じがだせればいいなと感じながら製作しました。自分で言うのもなんですが、製作してみて自分らしいなと感じた作品で、久しぶりにVueメインで製作しました。題名を散々迷ったのですが、結局ベタなタイトルに落ち着きました。


    「朝もやの桜楼閣」(↑サムネイル)

    (1)Vue レンダリング停止
    前回、Vue9completeでレンダリング中に停止のコマンドをおしても、すぐにレンダリングが停止しないと記載したのですが、解決方法がみつかりました。option>Display options>Max usable video memoryの値を大きくします。私の環境ではビデオボードに1Gのメモリーを搭載しているので、この値を1024としました。理由はよく判らないのですが、レンダリングの停止は割り込み処理をすることが関係しているのだろうなと考えています。

    (2)モデルの質感変更
    Poserから読み込んだオブジェクトの質感変更を行います。今回はテクスチャの精度がよいため、変更箇所はほとんどありませんでした。ただ、朝の風景のため、ライト部分を光らせたいと思いました。このため、Edit object>splitで質感毎にオブジェクトを分解し、ライトにあたる部分をエリア光源に変更するという操作を行いました。レンズフレアを用いたかったのですが、レンズフレアはエリア光源の真ん中に現れます。例えば、正面左奥の建物には扉の左右にライトがあるのですが、同じ質感が適用されているので、上記操作を行うと一つのオブジェクトとなり、レンズフレアが扉の前に出現します。このため、レンズフレアはオフとし、質感にグレアを入れることとしました。

    (3)空を描く


    今回は朝の風景なので、Glow intensityを高めに調整し、太陽の周囲を輝かせることにしました。空はskyで設定したsky colorが影響しにくいような設定としています。この大気には上空に色のついたノーマルCloudを設定しており、それで上空の色をコントロールするという方法を採用しています。自ずと限界はあるのですが、Skyの色の変更は地面に落ちる影の色や濃さにも影響するので、この方法のほうが調整はしやすいなと感じています。


    上左:デフォルト、上右:雲の明るさを落とした(黒に近づけた)もの
    下左:Skyの明るさを落とした(黒に近づけた)もの 
    下右:下左と同じ色のまま、Sky density:100%, Sky mean attitude:10kmに変更


    上空に配置した色付きのノーマルクラウドの設定

    (4)大気設定とバックライト
    大気設定はGRを採用しました。桜はPoserのPropなので、Vueに読み込んだ後、バックライトの質感設定を行い、無限光源を用いてバックライトをあてています。GAとAOも試してみたのですが、花木を描くときにはGRがいいなと思いました。GRはレンダリングに時間がかかるのが問題なのですが、これについては後述します。バックライトに設定された影を弱くするほど、桜は明るくなります。GRは影100%、GA、AOは影0%です。GAはAOにくらべるとましなのですが、バックライトを影なしとしたためか、平面的に見えます。今回、GIは試していないのですが、結果はAOとほぼ同じだろうと考えています。


    上からGA、AO、GR


    大気設定(光源)

    (5)没画像
    上記設定をした後、レンダリングして鳥をポストワークで追加してみました。空には太陽が一部でも良いから見えていたほうがいいなだろうと思ったことと、臨場感がないことが気にになったので、再度カメラアングルを見直し、人物を配置することにしました。3D製作は構図(カメラアングル)を検討できるというのがいいところですね。人物のDC設定(シーツを腕に巻きつける)、鳥のポストワーク、ポストワークを前提としたVueのレンダリング設定については次回紹介させて貰います。


    (没画像)

    今日のつぶやき
    今日はエイプリルフールなんだなと思いつつ、日誌を書いています。ネットではいろいろなネタが公開されているようで、GIGAZINEにはエイプリルフールネタがまとめられていました。個人的には大リーグボール養成スマートフォンなんかお気に入り。そう言えば、昨年(だったかな?)DAZではV5が無料で公開されていて、ダウンロードしたファイルを明けてみると怪物が現れるというものをやっていました。

    新しいソフトを幾つか購入+入手したので、暫くはそれで遊んでみようと考えていたのですが、某ゲームにはまっていたりします。本家サイトも長らく放置しているので手をいれないとなと思っています。けれど、取りあえずはBLOGの残りの部分を仕上げないといけないですね。
    Comment
    こんにちは
    (3)空を描く、は普段日本語版Vueを使っているのでなんのソフトだろうと思ってしまいました(^^;
    英語版だと随分雰囲気が違いますね。

    GRやGIはテストレンダがきついのでほとんど使いません。
    でもGRの花が確かに淡く朝日に輝いて見えますね。
    軽いGA設定でテストレンダしてGRやGIでレンダすると驚くくらい明るさの違いを感じます、AOはそれ程でもないけど。
    GRやGIのテストレンダを効率良くする勘所があるのかもしれないですね。

    今回はあまりぽざかいではエイプリルフールはおとなしめに終わったと思っていたのですが、やっぱりDAZはそういうのをやっていたのですね。
    所でRasさんもゲームをされますか、
    私は先日までrealMYSTと言うのにずっぷりはまっていました。
    以前はそんなことは無かったのですがゲームクリアして現実世界に戻った時、なんとも寂しさに襲われてもうゲームはやらない方が良いかなとさえ思ってしまいました。


    こんばんは、sannziさん。
    確かに英語版は日本語版とイメージが違うかもしれませんね。私もVue8までは日本語版、Vue9で英語版に切り替えた時に最初は結構戸惑いました。

    最近、PCを買い替えられたとのことですが、プレビュー(テストレンダ)でもGIやGRはレンダリング速度が遅いのでしょうか?個人的にはプレビューであれば、GRやGIでもGAやAOとレンダリング速度に差はないように感じていました。明るさについては、ライトバランスの影響が一番大きい(最初に調整すべき項目)だろうと思っています。個人的にはライトバランスがGIはAmbient、GRはSunlightの比率を高くするのがお勧めです。

    私の場合、ゲームについては「やる」というより「はまる」という表現のほうが適切かもしれません。やったゲームの数はそれなりの数になるかと思います。ただ、やりだすと止まらなくなる(他のことが手につかなくなる)ので、流石に最近は滅多にやらなくなりました。今回は久しぶりに手を出したのが運のつきですね。

    MYSTもやりました。発売当初はかなり話題になりましたね。realMYSTはオープニングがYOU TUBEに公開されているのを見たのですが、グラフィックスが綺麗になっていますね。面白いだろうなと感じました。
    • 銀狐(Ras)
    • 2012/04/04 7:37 PM








       
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