08.26
Saturday
2006

3Dでは立体を配置してグラフィックを作成していくのですが、3Dですべてを製作するのは結構手間(若しくはお金)がかかります。2Dであるアルファ平面を利用すると、手軽にまた3Dでは表現が難しいものも表現が出来たりします。私は3Dオブジェクトの作成ができないので、アルファ平面をよく使用します。そんなアルファ画像の利用例を纏めてみました。

今回は初回ということで市販のものの利用方法です。Vueで風景を製作していると植栽の種類がもっとほしくなってくるかと思います。純正品を購入する方法もあるのですが、ネットを検索していてXFrog Plantsというものがあるのを見つけました。地域で植物が分類されておりカタログを見るだけでも結構参考になったりします。3Dのライブラリーや植栽を自作できるソフトも販売されているのですが、1万円以上の値段がします。

一方、この植物のBillBoardは1900円程度でコンテンツパラダイスRenderosityから購入することが出来ます(2006年8月現在)。Poserでの利用を前提としているのですが、Vueのアルファ平面でも利用することが出来ます。Textureのフォルダを開いていくと、木々の画像とアルファ画像が入っているフォルダが見つかります。アルファ平面においてカラー画像に木々の画像を指定し、アルファ画像に同じ名前でaが付されている白黒の画像を指定するとVueで木々の平面画像が表示されます。なお、白黒の画像は反転させてご使用下さい。Vueのアルファ平面において、アルファ画像横の小さなボタンを押すと、アルファ画像が反転します。



気をつけないといけないのが、ライトを当てる方向で正面や斜め前からは大丈夫なのですが、真横や真上からのライトやスポットライトを近くから当ててしまうと平面であることがはっきりと判ってしまいます。このため目立つ場所にアルファ平面を使用する場合には、ライティングを工夫するようにしています。Espritの場合にはオブジェクト毎にライディングを変更できるLight Tuneプラグインを入れておくことをお勧めします。

利用例としては森の製作ではポリゴン数が多くなってしまうので、遠景や道に木々の陰を落としたいときにこれを利用するとポリゴン数をあまり増やすことなく雰囲気のある風景を製作できます。下の画像で手前の道に落ちた木の陰はアルファ平面を使用しています。



Poserの使用例です。Poserは3点ライトが基本となっているせいか、Vueの標準である1点ライトよりはリアリティがあるように思います。



なお、Vueの上位版では風の方向を計算して植物を揺らすことができるそうです。XFrog Plantsなどで製作した3Dでも恐らくこの処理はできないものと思われますので、ご注意ください。

草花の3D製作ができるPlantStudioというフリーソフトを見つけましたので、併せて紹介させて頂きます。使い方などの詳細はリンク先のホームページを参照して下さい。製作したものをOBJでエクスポートすれば、Vueで取り込むことが可能です。ただ、取り込んだものは花びらや葉が単色で塗りつぶされていますので、マテリアルを調整してから使用したほうがよい様に思いました。