・D|S3:〇 4:×
サポートに連絡するも解決せず。D|S4.12でエラーがでて起動せず、D|S4.14でも同じ状況。
・Poser7:△
サイモンを削除するとフリーズ→先日、削除できました。
・Poser2014,11:〇
・Poser8,2012:×
ソフト起動中に突然停止して落ちる。再現性あり。
・Vue:△(Poserからの読み込みが×)
サポートに連絡してアクティベーションコードを再発行してもらい正常に起動しましたが(レンダしてもマークなし)、Poserからの読み込みが全くできなくなっていました。蛇足ですが、アクティベーションにはVueのINSTコードをサポートに連絡する必要があるのですが、特にVue10は、INSTコードをコピーするとソフトがフリーズするバクがあって大変でした。目視で確認しながらINSTコードを打ち込んだのですが、間違っていました。理由はスペースが3つ続いて箇所に気が付かなかったっていうか、目視ではまず無理。オンラインでのアクティベーションのリンク先にINSTコードが含まれているのでこれを利用して解決しました。
いろいろ調べてみた結果、Poserが立ち上がらないのはWindows(正確にはIE?)との相性のようです。
Poser8
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13129138278
Poser2012
http://www.poser.jp/products/9/index2.html
Windows 8.1またはInternet Explorer 11をインストールしたWindows環境で起動しない問題にはService Release 3.2で対応していますとのこと。調べてみるとPoser2012は3.2へのバージョンアップをし忘れていました。PoserPro2012が起動しない(=VueからPoserの取り込みができない)のも、これが原因なんだろうなと思いました。
Vue11の取り込み
http://www.vue-cg.jp/product/professional/vue_11_infinite/1112.html
Poser4-7とPoserProが記載されており、私の環境では、恐らくPoserPro2012が命綱だったじゃないかと思いました。PCがこわれる直前までWindows7で使っていたので(Windows10にバージョンアップしてすぐにPCが壊れた)、不具合が発生しなかった/不具合に気付かなかったようです。
Vueを今後も使用したいのであれば、結局はサブスクリプションを購入するしかなさそうです。年に何度かキャンペーンを行っていて、この時期に購入すれば費用も抑えられるように思いました。Poserの取り込みなどが記載されていなかったので、free trialsを試してみました。Poser11からオブジェクトを取り込むことはできたのですが、キーボードから操作するとソフトがフリーズして固まってしまいます。Vue10と同様の不具合のようで、何だかなというのが今の感想です。キャンペーン終了が1月4日なので、もう少し触ってみてから考えたいと思います。
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暫く前からさいとう先生が主催するパレット団に参加しています。パレット団については、さいとう先生のPIXIV FANBOXでご確認ください。個人的には、もう少し手書きでの作品制作のスキルを伸ばせたらと思って参加してみることにしました。団員だけが参加できるサーバー内で、いろいろな企画が開催されているのですが、今回はそこに投稿した作品を紹介させて頂きます。
〇月末企画:パレットボックス
投稿したのが8月28日なので、もう一か月以上前ですね。8月のお題は「構図を決めてポーズで魅せろ」でした。アクションポーズ集「侍・忍者」を見ていて、柳生十兵衛の章で見つけたポーズを採用しました。足と頭を結ぶと三角構図なのですが、刀をふくめると逆三角の構図になるのが面白いと思ったことが理由です。
結局採用はしなかったのですが、背景を細かく書き込んだバージョンも制作してみました。アイレベルがあっていないのが不採用の理由です。ちなみに、背景は一から手書きした訳ではなく、画像処理を応用しました。具体的には、写真から色を抜く→2諧調化して、数値をずらしていった画像を数枚用意する→この画像を基に色の塗り重ねるといった方法で制作しています。
以前、Poserで墨絵風イラストを制作したのですが、今回はもっと墨絵らしくPoserでレンダリングした画像を下絵にして実際にCLIP STUDIOで墨入れしています。 裏事情として、色塗りの方向性が決まっていなかったことも理由だったりします。使用するブラシについては、CLIP STUDIOの墨絵のTIPSを参考にしました。
〇侍の心ー剣術イラスト
団員で剣術の経験がある方が提供してくれた写真のポーズを参考にイラストを制作するという企画でした。こちらも上記の作品と同様、ライティングとマテリアルを検討してからPoserでスケッチや線画を書き出し、墨を入れて作品として仕上げました。
モデルはM3、hisayanさんが配布しておられた鎧を使用させて頂きました。制作のきっかけは、霞の構えに関して考察がされているサイトが見つかり、この構えは「刃が見えなくなる」と記載されていたことが理由です。ただ、脳内ではなぜかウィザードリィにでてくる侍を想像し、迷宮の暗がりからこんな風に突撃されたら、熟練の冒険者でもただでは済まなかったのではないかなどと想像して楽しんでいました。イラストとは直接関係ないのですが、こちらのサイトに刀の描き方や構えの説明が記載されています。
〇あとがき
特に剣術イラストでは、何を描くかで散々迷いました。最初は「Cocoon 修羅の目覚め」を題材にすることを考えていました。本の表紙にあるように、花魁が刀をもっているイラストに興味がひかれたました。書籍を読み終えることができなったので断念したのですが、いつか制作できたらなと考えています。
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]]>時間が空いてしまったのですが、今回は第14回和風展投稿作品のことを記載したいと思います。複数の写真をキャンバスに貼り込み組み合わせて一枚の作品を作成するフォトバッシュという手法で作成しました。ベースは、数年前京都の哲学の道で桜の咲いている時期に撮影した写真です。 使った写真はいずれも前回紹介したイラスト調変換したものです。和風展に投稿した作品は夕方を想定して全体的に紫がかった色調としたのですが、違和感があったので、pixivに投稿する際に自然な色調に変更しました。
亡くなった人に書いた手紙を投函できる緑のポストを題材に、下記の音楽からイメージを膨らませて制作しました。タイトルはいきものがかりのSAKURAの一節から頂きました(下記をクリックすると、Youtubeに接続し音楽が流れます)。
届きますように/KOKIO 桜流し/宇多田ヒカル SAKURA/いきものがかり
「桜 舞い散る」
〇フォトバッシュについて
フォトバッシュについては、フォトバッシュ入門という書籍が販売されています。フォトバッシュで基本的なことに分類されるアイレベルを合わせるということも記載されていないのですが、作品制作に写真を取り入れる手法を理解するのに役立つかと思います。
https://www.amazon.co.jp/dp/B01N23AX8E/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1
私が作品の一部に写真を使用する手法があることを知ったのは、かなり前(10年程度?)のことで「デジタルペインティングテクニック」の記事を見たことがきっかけでした。その頃はまだフォトバッシュという名称ではなかったのですが、写真を使って作品を仕上げていく手法が幾つか紹介されていました。書籍に掲載されていた作品の一例が下記で建物部分は博物館の写真が使用されています。
当時は私自身があまり写真を所持しておらずフリーで使える写真もあまりなかったので見るだけで終わってしいました。その後、写真が趣味となって使える素材が増えたことや写真のイラスト調変換で作品の一部として使用できる環境が整ったので今回試してみることにしました。コロナ禍で近所を散歩することが増えたのですが、頭で考えるより自然は変化に富んでいるということに気が付いたことも写真を用いるきっかけの一つだったりします。
〇制作イメージ
最近はイラスト関連のYoutubeをみることが増えました。この中で最近のお気に入りはさいとうなおきさんのコンテンツです。この作品も「作業工程を●●すれば絵は確実に完成する」を参考にしました。ただ写真を使うことを前提としていたので、流れが異なっている部分は多いです。改めて制作過程を確認すると随分と迷走しており、参考作品をもっとよく調べてイメージを固めていくべきだったのが反省点ですね。さいとうさんのコンテンツを見ると、制作作業よりも下準備により多くの時間をかけていることがよくわかります。
・テーマを決める:胸をしめつけるような切ないイラスト
・何を描くかを決める:桜が舞い散っている中で届かない手紙を亡くなった人に出そうとしているシーン
紙飛行機、郵便局(小さな郵便局) ポスト 夕方
緑のポストは亡くなった人にだす手紙を投函できるとのこと
〇大ラフ
大ラフ(案1-4)
とりあえず案2と案4がいいかと思ったのですが、クリーンアップした後、全体の色調を決めてから、最終決定しようと思っていました。案2は描いていないのですが、紙飛行機を見ているイメージです。
〇カラーラフ
案4はポストに手をあわせると背中を見せることになるのでNG、案2は水面を見る形に修正されています。クリーンアップ作業が思っていたより大変だったこともあり、カラーラフを見ると当初の方向性を見失っていることがわかりますね。大ラフの段階で大まかでもよいので紙飛行機を書き込んで検討しておくべきだったのかもしれません。クリーンナップ作業は最近はソフトの性能も向上しているので、それをもっと利用することも考えてもよいのかもしれません。
〇完成に向けて
人物を配置する場所は最後まで迷いました。カラーラフのポーズが不安定だということと、奥に向かって道が伸びているのに手前に人とポストを配置すると視線がここで止まってしまうことを考慮して、人物は橋の上に配置し、視線を奥のほうまで誘導してもらう役割を担ってもらうことにしました。この位置を選択したのは、クリーンアップの作業中に橋の上の人が目立つことに気が付いたことがきっかけです。ただ、明度や色相対比でもっと目立つようにしてもよかったのかもしれません。これ以外にも、水面に映った桜が目立つように水面と陸の比率も変更しました。桜が目立つようにライティング、色彩などを調整して仕上げました。
〇最後に
作品制作では、違和感を大切にしました。写真のつなぎ合わせやクリーンナップの修正に問題がないかは、まず違和感を感じることが大切だと思ったからです。ただ、全体の色調には配慮できなかったので、その点は今後の改善点だと考えています。今までとは異なる手法で制作した作品なのですが、久しぶりに自分らしい作品だなと思える作品に仕上がったように思います。
JUGEMテーマ:アート・デザイン
]]>コロナ禍で在宅勤務となり、通勤時間が減ったので、最近はイラスト制作の時間が増えました。具体的に何をしようか考えたのですが、twitterで情報をいくつか見たこともあって、写真のイラスト変換を試してみることにしました。4月桜の咲く時期に徒歩圏内の桜ヶ丘小学校で撮影した写真を使って、イラスト変換を試してみました。
幾つかのサイトの情報を参考にしたのですが、影色の色相をずらすという方法を採用しました。建物の色はグラデーションマップを使って色味を変更しています。
他の写真にも同様に適用できるかを試してみたのが上記です。rawで撮影したのですが、写真では思い通りの色が上手く表現できなかったのですが、出来上がったイラストを見て「こんな風に写真で撮影したかった」と思いました。
思った以上に良い出来だったので、和風展には上記の手法でイラスト変換した写真を用いることにしました。複数の写真をキャンバスに貼り込み組み合わせて一枚の作品を作成するフォトバッシュという手法で作成した作品です。この作品の制作については、別の機会に紹介させて頂きます。
さて、和風展の作品制作で一時検討を中断していたのですが、下記の二枚を仕上げ、ワークフローをほぼ固めました。両方とも昔、別の方法でイラスト変換したものです。当時は結構苦労してイラスト風に変換したのを憶えています。そんな写真でも簡単にイラスト変換できるかどうかを試してみました。
今回のワークフローでイラスト変換したもの
昔制作したもの
今回は先に影を青色に着色してからイラスト変換するというアレンジを加えています。線画を組み込んだほうがよいかも併せて検討したのですが、ないほうがすっきりして好みだったので、線画は使用しないこととしました。昔イラスト変換したものに組み込んでいたGimpの鉛筆画スクリプトが2.10になってから使えなくなっているのが残念でした。
今回のワークフローでイラスト変換したもの
昔制作したもの
もう一枚がこちらで碌山美術館を撮影したものです。色を変えて秋の風景とし和風展に投稿することを考えていた写真ですが、いろいろと失敗して投稿は諦めました。背景として使用する写真の変換方法はほぼ固まったので、次はPoserから出力した人物の画像のイラスト変換を検討してみようと考えています。
ちなみに、今回のイラスト変換のワークフローは下記の通りです。マイナーな現像ソフトであるCapture Oneをつかっているのですが、どのような変換を加えているかが判ればPhotoshopでも恐らくはできるかと思います。番号が飛んでいるのは、不採用となった操作を記述しているためです。番号を変更すると、この番号を参照している操作も番号の修正が必要となるため、そのまま記述することとしました。少し落ち着いたら、Noteのほうに詳しい操作の紹介記事を書くかもしれません。多用するようなら、CLIP Studioのオートアクションを試してみようとか考えています。
【イラスト変換のワークフロー】
1:rawファイル、jpegファイルを準備する。
2:Capture Oneでファイルを開き下記を設定する。
彩度:60-80まで上げる
ハイダイナミックレンジ:ハイライト、シャドウともにmax(100)近くまであげる。
(jpegファイルの場合は白飛びの程度を考慮してハイライトを設定する)
クラリティー:クラリティーとストラクチャを上下させてイラスト風にする(細部をつぶす)。
(クラリティーはmax、テクスチャはmin近くまで上げたほうがイラスト風になりやすい)
緑が多い画像は予め緑の部分の彩度を下げておくとよい。
ホワイトバランスを調整して画像の色の傾向を調整する。
(モードは昼白色 蛍光灯、色合いは紫を強めにかける(5-15)を推奨)
3:バリアントを書き出す。
4:ハイダイナミックレンジ:ハイライトを下げてバリアントを書き出す(空マスク用)
※うまくいかない場合やjpegの場合、空マスクが不要の場合は、この操作は無視してもよい。
5:CLIP Studioを開き、画像を読み込む。
6:カラーバランス
シャドウ:ブルー&グリーン+30 レッド0
中間色:ブルー&レッド+15
※影が緑となる。シャドウをブルーのみ+30とすると影は紫になる。
※グラデーションマップを用いて影色を決め打ちする場合、この操作は不要
色彩の調整は一番最後に行うのがおすすめ。
7.:明るさ+40コントラスト-40
くすんだ画像の場合は彩度を調整する。
8:暗部1の処理
色調補正>2値化 100-150(主要な影の部分だけが残るように調整する)
黒の部分を選択
カラーレイヤーを選択し、領域外を削除
色調補正>色相+20-50(標準+30) 彩度+10-30(標準+20)(緑が多い場合は彩度を控えめにする)
色調補正>色相-20-50(標準-30) 彩度+10-30(標準+20)(緑が多い場合は彩度を控えめにする)
9:暗部2の処理
色調補正>2値化 175-200(主要なオブジェクトが塗りつぶされ形が判るように調整する)
黒の部分を選択
カラーレイヤーを選択し、領域外を削除
色調補正>色相+10-20(標準+15) 彩度+10-20(標準+10)
色調補正>色相-10-20(標準-15) 彩度+10-20(標準+10)
10:7<9(カラー)<8(カラー)の順に重ね、9と8のレイヤーをどれを使うかを選択する。
なお、レイヤーブレンドは標準や乗算との組み合わせを試してみるとよい。
9と8の色の調整及び色むらが出来ている箇所を色混ぜで修正する。
→この統合したレイヤーをカラーベースとする。
50:カラーベース+(空を修正)→明るさ-20コントラスト+20
51:50レイヤーをコピーし、上のブレンドをカラー100%。下のレイヤーをフィルター変換→グレースケールで
グレーに変換し、好みのものを選んで全体の明るさ、コントラストを調整する。
52:カラーで重ねて色を調整する。
53:空マスクを作成、空を修正
54:必要に応じて歪みを調整する。
JUGEMテーマ:アート・デザイン
]]>新年明けましておめでとうございます。
昨年末に長らく使っていたAvatarを新しいものに差し替えました。年末のバタバタしている時期にAvatarを差し替えようと思ったのはNoteをはじめようと思ったことがきっかけです。Noteの頁はこちら。twitterには背景なしの画像を投稿したのですが、画像を微調整し、背景を差し込んだのが以下の画像となります。背景の制作方法(桜クォーツと呼んでいる)については後日Noteに記載することを考えています。
3Dでのイラスト制作を始めた当初は情報の発信や収集はBlogが主流だったのですが、最近はtwitterが主な手段です。そんな中でtwitterとの連携がよいNoteを使って情報の発信をしている方をよくみかけるようになりました。イラストの制作過程やHow Toを記載するのであれば、Noteの利用もありかなと思ったこともあって使ってみることにしました。今使っているBlogと比較すると画像がワンクリックで挿入したいところに挿入できるところや配布物を直接サイトにアップロードできるのが便利だなと感じています。
私が3Dでのイラスト制作を始めた頃はレンダリングした画像をパーツとしてイラストに使っている方は少数派で情報も少なく、手探り状態だったのですが、最近はHow Toを公開している方をみかけるようになりました。Noteでは3Dを使った表現方法などの検討などを記載できたらと考えています。
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]]>先月のBLOGに記載したように、お盆に福井に行って作品にしたいモチーフ-風車のある風景を写真に撮ってきました。場所は北潟湖で福井県あわら市と石川県加賀市に跨る湖です。湖周辺に自転車道が整備されているので、カメラを担いで自転車で湖畔周辺を散策しながら撮影してきました。湖近くではこんな風景が撮影できます。
あわら市から幹線道路である坂井丘陵フルーツラインから北潟湖の南側を通って加賀市まででかけることはよくあったのですが、このルートでは風車はほとんど見えません。今回は風車が目的のため、あわら市から幹線道路を逸れて農道を自転車で走ることにしました。湖に近づいていくと、田畑が広がる田園風景の中に白い風車が見えてきます。Wikipediaによると正式名称はあわら北潟風力発電所で10基の風車があるそうです。のどかな田園風景から空に向かって突き出す人工物の白い風車はとても存在感がありました。肉眼ではもっとはっきり風車が見えたのですが、水蒸気が多い白い空のせいか写真ではわかりにくいのが残念です。ちなみに写真はRAWで撮影したものを現像し、色かぶりなどを修正しています。
さらに自転車を走らせて北潟湖に到着。北潟湖からは風車がよく見え、湖にかかった赤いアイリスブリッジとのコントラストが印象的でした。湖周辺は加賀まで繋がるサイクリングロードが整備されているのですが、夏の最中のせいか私達以外誰もいませんでした。休憩できるお店やコンビニが湖周辺にほとんどないためかもしれません。アイリスブリッジに到着した時点で12時を過ぎていたので、湖の北側を一気に走り抜けて吉崎御坊の近くの飲食店で昼食を済ませました。
帰りは山の中を走って風車の近景を撮影してきました。畑の中ではスプリンクラーがずっとまわっており、遠くにはゆっくりと風車が回っているのが見えました。のどかな風景の中、人気がない場所で機械だけが動いているというのは独特の雰囲気がありますね。近未来の機械が労働のすべてを担うという時代をふと想像してしまいました。
再度、湖に出て同じルートを走って帰ってきたのですが、途中風車とみると逆光で白い風車が黒くなっていました。写真撮影における時間と撮影ポイントって本当に大事ですね。
自宅に戻って三国温泉に出かけたのですが、丁度夕焼けの美しい空に出会うことが出来ました。カメラを持っていなかったので、iPhoneでの撮影です。同じ色をカメラに収めることは難しいですね。いつか肉眼で見たとおりの色で空が描けたらと思ったのでした。
JUGEMテーマ:地域/ローカル
]]>先日の三連休に久しぶりに以前住んでいた福井県三国町に行ってきました。今年になってから二度目の帰省です。自然が多いところで東尋坊の近くは夕日百景にも選ばれている夕日が綺麗なところではあるのですが、自然が多彩な表情をみせることに改めて気づかされました。
三国町の夕日
こちらに転勤になってから作品にしたいモチーフがなくて、和風展を除いて作品制作から遠のいていたのですが、帰省してみると作品にしたいと思えるモチーフに出会うことができました。原点回帰という言葉があるのですが、銀狐の原点はこの自然の風景なのかもしれないなと思いました。作品はまだ構想段階なのですが、来月お盆にはまた帰省するので、写真を撮影しながらあちこちまわって、構想を練れたらいいなと考えています。
JUGEMテーマ:日記・一般
]]>
私はというと、投稿した作品の手直しをしていました。下記ミスったなと思ったところ。
・色が暴れている
→レイヤーを統合しながら、色彩調整
・桜を立体だと認識できていない
→奥行きの部分をぼかし、手前に桜の枝を配置
→M4に桜の影をおとす。併せて影色を検討
影色などを工夫して完成した画像がこちら
修正過程はこんな感じ(投稿作品→色彩調整→桜修正→影色調整)
修正によってM4が桜に囚われているというイメージがより強くなったように思いました。影色を工夫すると、色の情報が増えるので、画面が華やかになりますね。もう少しエロスを感じられたと思ったこともありV4のドレス色を変更し、人物に自然と視線が行くように余分な下の部分もカットしてみました。最後にオリジナルの画像をぼかしてオーバーレイ20%程度で重ねて、画像がくっきりとなるような修正を通常は行うのですが、この処理では印象が強すぎて投稿作品では採用しませんでした。色彩修正からは、オリジナル画像→カラーバランスでシャドウ青色+30→ぼかしガウス10とした画像をソフトライト30%で重ねています。オーバーレイでは印象が強すぎると感じた時には、こちらの処理がよいかもしれません。
今回は見る人によって印象がかわるような仕掛けができなかと思っていろいろと工夫してみたのですが、力不足&題材的にも難しかったかなと思いました。ただ、Poser等の3Dソフトでの作品づくりでは、服がフィットしない等の理由により無難なポーズになり易いのですが、大胆なポーズの作品が製作できたことで少しは前進できたかなと思います。今後の課題は表情と躍動感ですね。
最後に画像処理では、今回CLIP STUDIO PAINTが活躍してくれました。いろいろな機能が追加されてどんどん使いやすくなっていて嬉しい限りです。新しい機能として「深層学習を使ったAIによる[ポーズスキャナー]が追加され、写真に写っている人物のポーズを読み取り、3Dデッサン人形や3Dキャラクター素材に適用できるようになる」そうです。現在、お試の先行プレビュー機能なのですが、この機能ってPoserやDSに付属してほしいよなと思ったのは私だけなのでしょうか?
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今年も和風展に無事投稿できました。クレジットが抜けていることに気がついて、さっき修正してきたところです。製作過程を細かく記載していると時期を逸してしまうので、今回はあっさりと記載したいと思います。
ポーズの元ネタ:Pinterest
元ネタから美しい男性や少年を誘惑して木の中に引きずり込むという木の精霊ドライアドを連想したのが、製作のきっかけでした。今回は和風展に併せて桜の樹の精霊という設定としました。
製作過程
?男性のポージング
脱力……のはずなんだけど、肩に力が入っているように感じられて違和感がある
→後にIKをONからOFFしたところ、腕があさっての方向に。変なテンションがかかっていることに気がついてて修正。
?精霊(女性)のポージング
人間ってこんなポーズができるんだと感心しつつ元ネタを参考にポーズをつける
→もしかして脚を組んでいる??(この段階で初めて気がついて半泣き状態)
→IKをON&OFFしながらポーズをつける。裸の男性の股間の近くを脚が這い回るので妖しい気分いっぱい
?衣装
ポーズからしてコンフォームもDCも無理だろうなと思っていたけどやはり駄目でした。M4用のリアルジーンズが使えたのは救いだったかも
?桜
Xfrog JAPANのソメイヨシノを試しに配置してみる
→桜の花が大きすぎる&幹が細すぎる(M4が空気椅子状態!)
→ネットで見かけた樹木素材.comの写真素材を使用することに
Xfrog JAPANを使用した製作途中の作品(V4の髪飾りとして一部を残すことにしました)
?画面構成
人物に視線がいくように、画面の一部を断ち切ることに
→画像の位置あわせで拡大したため、この後の修正が大変になる(半泣き状態)
?衣装
精霊は元ネタ、男性はネットで探してきた柔道着を参考に無心で描きました。
?投稿
投稿してみたがノイズが気になるのでPNGからJPEGに変更し、大きな画像と差し替え。
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前作の画像も?と?の処理を行って、一度背景と合成してみました。ポーズが今ひとつだと感じたこともあり、ポーズを修正したところからの説明となります。
?一度白黒画像として細部を修正
細部の修正・描き込みはグリサイユ技法を応用することにしました。この方法のほうが、明度のみで描き込みできることが理由です。髪の毛、涙目や目の光具合、薙刀、はかまの陰などを加筆しています。併せて、顔のあかるさ、鎧や金具の光具合などを修正しました。目の部分には特に時間をかけて修正を行っています。顔の部分の修正前後の画像を掲載しておきます。ちなみに、?の加筆・修正は時々?に記載したカラー合成を行って、完成したイメージを確認しながら作業しました。
?白黒画像の着色
主要部分はカラーのレンダリング画像を上記の白黒画像の上に重ねて、CLIP PAINTのレイヤーブレンド:カラーで着色しました。併せて、はかまのピンク色など一部色の調整しています。陰を青くしたかったこともあり、今回はCLIP PAINTのレイヤーカラーの機能で青く着色した画像を、乗算でブレンドするという方法などを用いたりしています。
?背景との合成
?で着色した画像を背景となじませていきます。光源を意識したハイライトの描きこみと色の調整が主な作業となるのですが、カメラで撮影したのと同様に、人物にピントがあっている感じをだすために、馬と背景はわずかにぼかすことにしました。これ以外にも背景画像をバックライト処理したのですが、もう少しきちんと効果的な方法かどうかを確認してから内容を紹介したいと思いますので、今回は詳細は省略させて頂きます。合成直後の画像と完成間近の画像を参考までに掲載しておきます。
○最後に
私は未だV4を使用しているのですが、Dazでは第8世代になっていました。何が進化したのかを確認してみたのですが、正直よく判りませんでした。映画にはCGが欠かせないのですが、ほぼすべてを3Dで製作するという手法で作品を作成しているホビーユーザは年々少なくなっているように感じます。先日、pixivでVRoidを見かけました。「3Dを使ったコンテンツを、誰でも創れるようにしたい」というのがコンセプトのようで、アニメ風キャラが簡単に製作できることを目指しているようです。よりリアルなレンダリングができるようになったPoserですが、進化の方向性ってそちらなんだろうかとふと疑問に感じたのでした。
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○製作全体の流れ
?ラフ案の作成
?Vueでの背景製作
?Poserで人物及び馬の画像を製作
?CLIP PAINTで衣服の破れ等を修正
?一度白黒画像として細部を修正
?白黒画像の着色
??の背景と?を合成し、効果を付与して完成
?ラフ案製作
前作ではイメージが固めきれずに、まとまりを欠いたという印象があったので、今回はpiterest等の写真などからイメージをかためていきました。最終的に全く違うものになったのですが、ラフ案作成時にはどの部分もイメージに近い写真がありました。一番参考になったのは、足元の葦を使って人物にうまく視線を誘導している写真でした。この写真に出会わなければ、恐らく今回リメイクしようとは思わなかっただろうと思います。ラフ案はこんな感じでした。
?Vueでの背景製作
背景は主人公巴の心象風景なので真っ赤な夕焼け空にちぎれ雲と決めていました。Vueを使って空は以前作った夕焼け空の設定を変更し、海はSeaVueを使用して製作しました。設定が出来た後、CLP PAINTを用いて背景画像(テストレンダ)の上にPoserで製作した仮の人物画像をおいてみて、焦点距離やカメラアングルに違和感がないように調整を行いました。レンダリングして得られた背景画像は、色の調整や雲の周囲をぼかすというポスワークをかけています。小さい画像だとわかり難いのですが、結構ノイズが発生していたので、その部分も修正しています。(左:生レンダ、右:修正したもの)
?Poserでの人物製作
馬と人物はほぼ同様の製作過程なので、人物の製作方法のみ記載させて頂きます。人物は前回使用したフィギュアV4をそのまま使用しました。ラフ案にあるように当初は武器を構える姿がいいかと思っていたのですが、戦いが終わったという雰囲気ではないので、リメイク前と同様、武器が体の向こう側にあり、体と顔の向きが異なるポーズを採用しました。ただ、S字をきつくして胸とお尻を強調するようなポーズとなっています。また、前回よりがっしりした体型に変更しました。作品では判らないのですが、実は腹筋が割れていたりします。
鎧はM3用の大鎧を使用しました。フィッティングはさせずに、位置と大きさをあわせて、置いただけです。着物は前回と同様V4鎧に付属している衣装を使用しました。ちなみに、鎧の色や模様は、ほぼPoserのマテリアル設定で変更しています。半逆光の位置に人物がくるので、全体的に青みの強いライティングを採用しました。
?CLIP PAINTで衣服の破れ等を修正
衣服の破れはPoserで描き出した複数の画像をCLIP PAINTで合成して修正しました。
順に(A)衣服を非表示に(B)V4を非表示を透過度70%で合成します。さらに(C)の画像を上に重ねることで(D)の画像を製作しました(白の部分はいずれも透明)。衣服に透け感がほしかったのですが、Poserでの透過度ではうまく感じがでなかったので、このような方法を採用しました。
長くなったので、後半部分は後日記載させて頂きます。
]]>
今回はタイトルの通り和風展の話題です。昨年はゴタゴタしていて投稿できなかったこともあり、流石に今年の和風展は投稿したいと思っていて、4月中旬から作品の製作をはじめました。ちなみに、昨年期限までに投稿できなくて後日完成させた作品はこちら。昨年直前にGWで赤坂の迎賓館が一般開放されていて、見学した際に撮影した写真に3Dで描き出した木々などを合成しました。夕方のほうがよいかともおもったのですが、影の位置を変更するのが大変だろうと思ったこともあり、日中の風景として仕上げました。期限までに仕上げられなかったのはVueの不調が原因です。一度保存して翌日保存したデータを読み込むとマテリアルがすべてはがれるということが何度か起こったため、気力がなくなってしまいました。
東京廃墟−赤坂離宮ー
今回、投稿したのは前回投稿した作品のリメイクです。以前から作り直したいと思ってはいたのですが、Pinterestというサイトがあっていろいろな写真やイラストを見て修正の方向性が判ってきたことと以前からやってみたいと思っていた効果にこの作品が向いているだろうと思ったことが理由です。
巴御前ー斜陽ー
製作過程は後日記載するとして、今回はPoserのことを記載したいと思います。レンダリングソフトとしてPoser11を使用予定だったのですが、Fireflyでレンダリングしたところ、途中でレンダリングが止まるということが何度かあり、レンダリングも明らかに遅くなっていました。アップデートしても症状が改善しないので、Poser11は諦めて旧バージョンのPoser2014を使用しました。よりリアルなレンダリングができるようになったことで話題だったのですが、Fireflyのレンダリングが安定性していないのはマイナスポイントのように思いました。もしかして、調子が悪いのは私のPoser11だけなんだろうか?
和風展に第2回から参加していることを考えると、3Dを使ったイラスト製作を始めて10年以上が経過したことになります。今回の和風展は卒業を発表された方あり、新しく参加された方ありの展覧会でした。詳しくは和風展の展覧会で確認してもらえばと思うのですが、個人でのサイト運営は難しくなっているのかもしれません。そんなことを思った和風展でした。
]]>
久しぶりでBlog更新させて頂きます。まず、最初に お知らせから。
〇ホームページについて
運営会社(本家サイトとは別会社)のサービス終了に伴い、メールフォーム と素材サイトが利用できない状態となっています。
ツールを含めて検討していつのですが、まとまった時間がとれないため暫くこのままの状態とさせて頂きます。私宛の連絡はTwitter @ras_silverfox のダイレクトフォーム等を利用して頂ければと思います。
〇近況について
最近は作品制作から離れています。外部環境が変わって、Vueが自分の理想とするツールから大きく逸脱してしまったことも影響しているかと思います。数年間3DCGを制作してきたのですが、ソフトに依存していたため、こういうことが起こると作品が制作できなくなるのですね。
ちなみに、Poserは最新版に更新しました。たまにですが、時間を見つけて触っています。modoを使ってやってみたいことはあるのですが、こちらは手つかずです。Poserやmodoを含めてメインツールの変更を検討しているのですが、自分の引き出しも増やせたらと思っていろいろなことに手を出しています。今回はその中の一つを紹介させて頂きます。
〇似顔絵の制作
・背景
フィットネスジムで個人指導をして貰っているトレーナー(理学療法士)さんが異動されることになりました。このジムは病院に併設されており、病院のリハビリ課から理学療法士の資格を持つ方がトレーナーとして派遣されており、約2〜3年で交代があります。病院への異動後も指導は継続して貰えそうなのですが、他の会員さんから声をかけて貰ったこともあり、会員有志の方々で寄せ書きをしてお渡しすることになりました。私はメッセージだけでなく、似顔絵を描いてお渡ししたいと思い制作に着手しました。
・右脳で描け(DRB)
制作に関しては、決定版「右脳で描け」(ベティ・エドワーズ著)で得た知識・技術を活用しました。見たままを描くために必要な知識・技術が記載されている良書だと私は思っています。内容の一部を紹介すると、椅子の脚4本の長さが同じということは皆さん知っているかと思います。さて、椅子を目の前にそれを描く場合、脚の長さ4本が同じ長さに見えるか?というと実は見えないのですね。しかし、4本が同じ長さだという思い込みが邪魔をして、目の前の椅子の見たままの姿を歪めてしまいます。この本では、その歪みを取り除き、目の前のものを見たままに描く手法が紹介されています。書籍を読むだけでは技術はなかなか身につかないので、個人的にはワークブックをお勧めします。(私は半分程度終了させてとまっていますが……(・・;)。
・制作過程
(1)資料集め
Facebookを知っていたので、写りのよい写真をピックアップ。後で高解像度の写真が欲しくなるが、理由は後述。
(2)下絵・ラフ
集めた写真をもとに、下絵を制作。しかし、似ていない。何か違う。DRBにより、私は線で形状を捉えるより、面で形状を捉えるほうが得意だと判ったこともあり、陰影をつけて何度か描きなおしてみるが、似てこない。このあと、方向を見失って迷宮をさまようこと数日。画像は酷くなる一方。 少しでも男前に描きたいという思いが画像を歪ませている?
(3)立て直し
このまま作業を繰り返しても時間の無駄なので、DRBで得た知識を元に立て直しをはかる。まず、正確なあたりを制作。これを参考に、瞳を一端消去し、目と眉を別々のレイヤーに分け、変形と位置合わせを繰り返し似ていると思えるまで、いじくりまわす。ちなみに、これは「試してガッテン」(NHK)で紹介されていた方法を応用したもの。これにより、自分で似ていると思えるレベルまで引き上げる。うむ、人の顔らしくなってきた。
(4)目を描く
目だけは見たままではなく、ガラス玉(属に言うキラキラおめめ)のように描いてやるのが男前に見えるこつ(だと思っている)。目の描き方の参考にしたのは、こちらのサイト。(「目の描き方、リアル」で検索)。笑い顔なので下からの反射光のみであることを想定し、目を描く。 目を描いてやると俄然印象がよくなる。