12.29
Friday
2006

この年末はいろいろなことがありました。実は12月15日の記事は風邪でダウンした直後に書きました。胃がむかついて、病院にいった所、例のノロウィルスに感染したのだろうということでした。福井県では当時流行っていて、前日家族が吐いたこともあり気をつけていたのですが、感染してしまったようでした。症状は比較的軽かったのですが、特効薬はないので暫く寝て過ごす羽目になりました。

その土日には、体調が戻ってきたので年始の挨拶状の製作を始めようと思っていたのですが、RenderosityでArtコンテストが開催されているのを知りました。クリスマスを題材としたものをもう1作品製作したいと思っていましたので、製作したものを思い切って投稿してみることにしました。投稿の規約で個人サイトでも公開はできないので、今年最後の作品をこのサイトで公開することは出来なくなりました。投稿した作品を見るには、Renderosityの登録が必要です。Renderosityへの登録はPoser覚書などのサイトを参考にして頂ければと思います。ちなみに3D部門エントリー74が私の作品です。

そんな理由でCGの製作に時間を取られて、年始の挨拶状の製作を終えることが出来たのがこの土日です。例年、ぎりぎりにならないと着手しないのですが、今年もやはり同じでした。あまり時間がとれそうもないので、年内は「冒険者の手記」はお休みさせて頂きます。本日のイラストは本家サイトに追加予定の背景素材です。一枚は休憩場所の背景として使えそうな水飲み場です。もう一枚は牢屋です。背景素材として、あまり見かけないので使い勝手がよいかなと思い製作してみました。ライティングが出来るだけ自然な感じとなるよう工夫してみました。本家サイトには近日中に追加したいと思います。年末には実家に帰るので、これが2006年最後の記事投稿になると思います。皆様、よいお年をお迎え下さい。





12.23
Saturday
2006

写真加工をこのサイトで扱うことにしたのは、PoserやVueで製作したCGを素材として、写真加工の方法を適用して、新しいイラストを製作してみたいと考えていることがあります。今回はPoserの利用を検討してみました。

写真などからその一部を素材として使用するためには、必要な部分を切り取るという作業を行う必要があるのですが、結構面倒な作業です。しかし、PoserはImageをPNGで書き出すと、背景が透過され書き出したCGを、そのまま素材として使用することができます。これを利用して製作したのが以下のイラストです。



タッチが統一されていない箇所があるのですが、それなりに面白いものが製作できたのではないかと思います。主要なレイヤーは四つで背景、建物、人物、花の順に製作したレイヤーを重ね合わせて製作しています。花はXFrog Plants BillBoardの素材をレイヤーによるブレンドで処理しました。人物の肌は塗りなおしたのですが、製作したものにオーバーレイを適用しています。光を表現するのに良く用いられるのがオーバーレイですが、人物の肌を綺麗に表現するのにも向いているように思います。


12.15
Friday
2006

今回はRuntime DNAでFreeで配布されているクリスマスツリーを紹介したいと思います。現在、Runtime DNAで13 Days of Gothic XMasというイベントが開催されており、いろいろな素材が配布されています。このイベントの初日に配布されたのが、今回紹介させて頂くクリスマスツリーのフィギュアです。現在はDay 3の素材が配布されていますが、Day 3のページからDay 1のページを辿っていくと、入手することが可能です。



ツリーやティンセルには複数のマテリアルが付属しており、例えばツリーは上の色以外にも、緑、紫、赤、黒、白などに変更することが可能となっています。このツリーは様々な小道具が別途配布されています。ティンセルやデコレーションがグループとして登録されており、ボタン1つでツリーに複数の飾りを付けることやティンセルを巻き付けることが可能になっています。



このプロダクトを使って製作したのが、以下のCGです。今回もPoserの素材をVueで取り込んでレンダリングしたのですが、硝子窓のくもりや外の雪は写真加工の方法で追加しています。粉雪を表現したかったので、今回はモノクロのノイズを拡大するという方法を使用しています。



使用したソフト:Vue5、Poser6、Paint Shop Pro パーソナル
プロダクト:Gothic Christmas Tree、Millennium CatThe StudyVictorian Street Props

今年、蓄熱式暖房機を入れて出窓の下に設置しました。その為だと思うのですが、例年はこたつに入って出てこない猫が、今年は出窓の上で、こんな格好で眠っている姿をよく見かけるようになりました(ただ、私が飼っているのはシャムネコではなく、ただの雑種の灰猫です)。何かとせわしない師走ですが、少しでもほっとした時間を感じて頂ければなと思っています。

(なお、2007年1月現在配布は終了しています)