07.25
Monday
2011

リメイクの夏というタイトルなのですが、まずは新作紹介です。久しぶりに狼戦士シリーズからの一枚です。タイトルは「Gate」。ここが隠れ里の入り口になっているという設定からこのタイトルとしました。エルフの後ろの木々の間に太陽があり水面が太陽を写している間だけ、エルフの隠れ里への扉が開くという設定となっています。


「Gate」(↑サムネイル)

StonemasonさんのThe Enchanted Forestをセールで購入し、F3Dのお題でレンダ■水辺に投稿しようと、PoserからVueにモデルを持ち込んで、水面を作成し植生をいろいろといじっているうちに、この設定を思いつきました。個人的には結構気に入っている設定です。このエルフ族の女性はヒロインで狼戦士の物語に深く絡んでくる予定です。このキャラクターの衣服の一部には「Wildenlander V4」を使用しました。以前から、このアイテムを使おうとWishlistに登録していたのですが、「The Enchanted Forest」とほぼ同時期にアイテムがセールとなったことも製作のきっかけとなりました。物語はこの記事とは別に記載しようと考えています。

「狼戦士シリーズ」ー技術的課題がいろいろあって、暫く中断していました。この次にエルフの隠れ里の場面となるのですが、町が上手く製作できなかったことがきっかけでした。完全に見通しが立ったとは言えない状況なのですが、目処がついたこともあって再度挑戦してみようと考えています。技術的課題で中断していたのは、「狼戦士」がフィギュアとして難があったことも理由の一つです。ポーズをとらせると狼の頭につながる首回りが浮いたような状態になって、修正が大変でした。

丁度、この作品を制作する直前から、実は再稼動に向けて準備を始めていました。まず、着手したのが「狼戦士」の修正です。狼の頭に繋がる首回りを修正し、Millennium Big Catの鬣とヘアで首と口まわりの雰囲気を修正することにしました。それと尻尾をつけました。こちらは技術的には難しくなかったのですが、表情が判りにくいこともあって、感情を表現する手段としてリメイクに併せて付けることにしました。個人的には迫力があって存在感は増したように思うのですが、妙に怖くなったようにも感じています(笑)。作品として仕上げるため、以前紹介した「色彩力」のダイナミックの色彩を参考に配色にも配慮しています。


「狼戦士」(↑サムネイル)

狼戦士をリメイクしたこともあって、狼戦士シリーズの前3作品をリメイクしようと考えています。前回製作したときは場面を描くのだけで精一杯だったのですが、登場人物達が感じている空気感をもっと表現できればなと考えています。前回はVue7infiniteで製作したのですが、Vue9completeで読み込むと直接生成地形のレンダリング開始までに異常に時間がかかるので地形はすべて標準地形で製作しなおしました。気温が高くなるとPCのファンの音が大きくなることもあって、長時間のレンダリングが不安だったのですが、この土日は比較的涼しかったこともあって、気兼ねなくできました(笑)。イラストのリメイクと併行して物語にも少し手を入れられればなと考えています。


「森に潜むもの(リメイク)」(↑サムネイル)

今日のつぶやき
最近、イラスト上達マガジン「タッチ」という本を手にしました。いろいろなイラストレータのメイキングが掲載されているのですが、「スズキゴロウ」さんという方を知りました。ガイアロットというホームページでオリジナルワールドのイラストを掲載されているのですが、世界観が圧倒的で見ごたえがありました。PoserやVueで製作していると、入手したモデルにイメージが引きずられることが多いのですが、作品の想像力が制限されてはいけないなと感じました。

「Real World modo」という洋書を購入しました。本なのですが著者のHPからチュートリアルビデオがダウンロードできます。ちなみに、modoの本家であるluxologyでは、チュートリアルビデオが8月末まで半額です。modoの勉強会にも先日参加してきました。以前から少しずつ触ってはいるのですが、英語の勉強を兼ねて、modoの勉強を本格的に始めたいなと考えています。